留学に来て驚いたことの一つとして、窓に網戸が付いていないということがあります。ヨーロッパの窓には基本的に網戸は無いようです。(他の地域はわかりませんが、ある方が珍しいのかもしれない。見た目が悪いからだとか。ふざけている…)
網戸が無い、欲しい
Sommernachtskonzert
ストックホルム/ヴィズビィ - Stockholm/Visby
ハルシュタット - Hallstatt
蝶の家 - Schmetterlinghaus
ずっと気になっていた蝶の家に行ってきました!今日はあちらこちらで動物の狩りと種畜の禁止を訴えるデモが行われていて、街じゅうが騒がしかったです。本屋で雑誌コーナーに行くと、動物の飼育雑誌と同じくらい狩りに関する雑誌がたくさん売られているので趣味として確立しているんだなと思っていたのですが、反対派の人もいるみたいです。
続きを読む在留許可証の受け取り
ブダペスト - Budapest
ブダペストにも電車で行きましたがこちらはあまり安い切符がなく、往復で€70弱でした。ブダペストまでは電車で2時間半くらいです。
*1日目 晴れ
ドナウ川にかかるくさり橋。橋のたもとにはライオンの像があります。
ブダ側の丘の上にあるマーチャーシュ教会です。色鮮やかな屋根と教会内の独特な装飾が特徴です。
この教会はオスマン朝による占領時にモスクに改装されたこともあって、イスラム的な独特の雰囲気を感じられます。
マーチャーシュ教会の裏にある漁夫の砦です。マーチャーシュ教会のチケットを買う際に漁夫の砦の入場チケットも一緒に買えますが、奥の一部がレストランになっていて食事をしなくても無料で入って見学できるので、チケットを買う必要はないと思います。
漁夫の砦から見たペスト地区の景色。
マーチャーシュ教会前の三位一体広場にある三位一体の像
現在は国立美術館やブダペスト歴史博物館、セーチェニ図書館になっている王宮です。中には入りませんでした。
くさり橋より2つ下流側にある自由橋。
自由橋近くの信号の下に書かれていました。
王宮から下流に向かって歩いていくと見えてくるゲッレールトの丘の一番上に立っている女神像。王宮からも離れているし、急な坂を上っていかなければならないので歩いていくと結構疲れます。
丘の上からはブダペストの街を一望できるのでおすすめです。
*2日目 曇り時々晴れ
まずマルギット島に行き、ギュル・ババの霊廟に行きました。が、マルギット島はあまり見るところが無く、ギュル・ババの霊廟も中に入れなかったのでそのまま帰りました…
ヘーヴの車両
ブダペスト最大の聖イシュトヴァーン大聖堂です。
この教会も内部が独特な色使いで新鮮な感じです。
とても大きなシナゴーグです。中庭には小さな墓地やホロコーストの記念碑などもありました。
このほかに恐怖の館にも行きました。撮影禁止だったのですが戦車が展示されていたり、地下には実際に秘密警察が拷問を行っていた部屋や牢獄がそのまま公開されており、怖くなって逃げるようにして外に出てきました…演出もリアルで恐怖心を煽るようなものなので余計怖くなってしまいました。逃げてはいけないのはわかっているのですが、どうも苦手で駄目でした…
*3日目 晴れ
朝はドナウ川沿いを一人でふらふら散歩してました。本当に天気がよくて気持ちが良かったです。
それからリスト・フェレンツ記念館に行きました。リストが実際に住んでいた家で、家具やピアノがたくさん残っていて楽しかったです。記念にラ・カンパネラの楽譜も買いました。
英雄広場。中央の像は大天使・ガブリエルです。
国会議事堂です。残念ながら中には入れませんでした。
ブダペストの地下鉄は検札が厳しく、改札に入るときに駅に切符を見せなければならず、更に電車内でも抜き打ちの検札があります。また地下鉄は線ごとに車両の数やデザインも全く異なっていて面白いです。
地下鉄のM1フランツ・ヨーゼフ線は1995年に開通100年を記念して建設当時の様子を復元したものになっています。M1は3両しかありません。
本当はオペラ座の見学ツアーにも参加したかったのですが、時間が合わず断念しました。それ以外は天気に恵まれてとても良い旅行になりました。ハンガリーは物価も安くて良い国でした。
プラハ - Praha
当初オペラを見てのんびり過ごそうと思っていたOsterferienですが、いろいろあってプラハとブダペストに行ってきました。そのことについて書こうと思います。
プラハまではウィーンから電車で4時間くらいで、Sparschieneという安価な代わりに列車の変更やキャンセルが不可の切符を使って、往復で€50くらいでした。急に行くことになったので中心部のホテルがほとんど空いておらず、少し離れたところの日本人宿に宿泊しました。朝食に日本食を出して頂いたりバスタブもあって、とても居心地が良かったです。
プラハは中世の街並みが本当に綺麗に残っていて、人の多さも相まってテーマパークに居るような気分でした。せっかくたくさん写真を撮ったので、順番に紹介していきます!
*1日目 曇り時々雨
芸術家の家(ルドルフィヌム)
芸術家の家横にかかる橋
実はのだめカンタービレのドラマのヨーロッパ編で、芸術家の家(ドヴォルザークホール)でヴィエラ先生の指揮するオペラを観たのだめと千秋先輩が会場から出た後この橋を渡っているシーンがあります。図らずしてロケ地巡りをすることが出来ました!
プラハ東岸、旧市街地区の中心・旧市街広場にある旧市庁舎と天文時計です。とてもかっこいいです。天文時計の仕掛け自体はそんなに…でした。
中央駅の地下鉄ホームです。プラハの地下鉄はホームも車内もきれいです。検札が厳しいと聞いていましたが、結局3日間の滞在中一度も遭遇することはありませんでした。
*2日目 曇り時々晴れ
スメタナホールのある市民会館。アールヌーヴォー様式の装飾が美しい建物です。
火薬塔。市民会館の隣にあります。時間が無くて中は見学できませんでした。
ちょっと路地に入るとこんな感じの街並みになります。この写真の左一番手前にあるお店はマリオネットやおもちゃを扱うお店で、店内もとてもかわいらしかったです。
ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古のカレル橋とプラハ城の聖ヴィート教会。カレル橋の上では楽器を演奏している人や似顔絵を描いている人、露店を出しているひとなどがいてとても賑やかです。
カレル橋の西岸側の橋塔。
西岸側の街並みです。奥に見えるのが聖ミクラーシュ教会。
聖ミクラーシュ教会はマラー・ストラナ広場にあるバロック様式の教会で、装飾がとても見ごたえのある教会です。2階がギャラリーになっていて、そこから天井画を近くで見ることが出来ます。
坂をのぼっていくと、いよいよプラハ城です。1枚目は第一の中庭と、奥に見えるのがマチアス門。坂を上りきると街を一望できます。
プラハ城のシンボル、聖ヴィート教会です。ここだけ綺麗に空が晴れてくれて本当に嬉しかった…今まで行った教会で一番好きかも…私の大好きなEnd of Eternityというゲームに出てくる大聖堂のイメージに本当に近くて感動しました。
中は一部は無料で入れますが、奥まで行くにはチケットが必要になります。でも絶対奥まで行った方が良いのでチケット売り場でチケットを買ってから中に入りましょう。一番下はミュシャのステンドグラスです。
ここは黄金の小路という小さな家が並ぶ一角で、現在はお土産屋さんや当時の生活の展示などになっています。手前のN:22と書かれている青い家は昔カフカが住んでいた家です。
プラハ城は本当に広くてまだまだたくさん見どころがあるのですが、どうしても見たいところがあったので泣く泣くそちらへ向かいました。プラハ城のチケットは2日間有効なので、時間があれば2日に分けてじっくり見るのが良いかもしれません。
どうしても見たかったのは同じくマラー・ストラナ地区にあるストラホフ修道院の図書室です。
「神学の間」
「哲学の間」
入口から中を見るだけで中には入れないのと写真を撮るにはプラス50コルナ必要なのですが、行って良かったです。
ストラホフ修道院近くからの景色
それとこのクルクル巻かれているパンのようなもの。シナモンがまぶしてあって、中にチョコレートが塗られていたり、アイスクリームが入っているものもあります。とてもおいしかったです。
*3日目 晴れ
3日目はやっと晴れましたがお昼過ぎには電車に乗らなければならず、あまり観光は出来ませんでした。
カレル橋の東側の橋塔。
カレル橋。
ちょうどプラハ城を指し示しているみたいになりました。
現代美術館の近くに整列していたペンギン。
西岸から見た東岸。
プラハ城も満足に見れなかったしまだまだ見たいところがたくさんあるので、機会があったらもう一度行きたいです。次に行くとしたらチェスキー・クルムロフやクトナー・ホラにも行きたい!
ブラチスラバ - Bratislava
日帰りでスロヴァキアの首都:ブラチスラバに行ってきました。
ミハエル門。道に迷った時に目印になります。
昔あった城壁に設けられていた門のうち現存しているのはこのミハエル門だけだそうです。
オペラ座のいろいろ
Osterferienが始まりました!大学も語学学校も2週間お休みです、嬉しい!2月中は暇でやることがないと憂鬱になっていたのですが、最近はだいぶ本来の自分(一人大好き、ぐうたら)に戻ってきた気がします。
そんなわけで2週間ぶりに立ち見でペーテル・エトヴェシュの『三人姉妹』を観てきました。授業が17:00まであって並ぶのが遅くなってしまったので、後ろの席でも比較的よく見える(と思われる)Galerieにしました。いつもは席を取ってクロークに荷物を預けたあとは椅子に座ってぼんやりしているのですが今日は少しだけ探検をしてきたので、そのことを書こうと思います。
立ち見の待機列、開演80分前のチケット販売までここで待ちます。2枚目右奥が窓口です。左の方に別に並んでいるのは立ち見優先券を持った方々。
チケットを購入したらParterre、Balkon、Galerieに分かれてそれぞれ並びます。少しすると係員に席まで誘導されるので、マフラーやスカーフを巻きつけたら席の確保は終了です。走ったりする必要は全く無いです。
Galerieのクローク。立ち見も一般席も同じで、料金は無料です。
Galerieの席がある一番上の階は吹き抜けの更に上の階にあるので吹き抜けには面していません。吹き抜けの真上のスペースはクロークと広間になっています。
そして今日初めて知ったのですが、建物正面のテラスに出ることが出来ます!とても良い景色なのでおすすめです!ほとんど人がいないので独り占め出来ます。一番好きな場所になったかもしれません。
次は一つ下のBalkonの階、ここは吹き抜けの最上階です。
オペラ座の吹き抜け部分は階ごとに天井も全く違うのですが、一番上の階は一番簡素です。吹き抜け以外の階段部分も簡素な造りなので、最初は あれ、なんか思ってたのと違うぞ…?ってなるかもしれないです。
もう一つ下の階にはゲルストナーというカフェがドリンクや軽食を提供しているスペースがあります。
ここは立ち見の服装では入れないので入口だけこっそり撮りました。
吹き抜け部分の彫刻もこの階にあります。照明は簡素ですが天井には模様が描かれています。個人的にはこの階の天井が一番好きです。
一番下の階は入口を入ってすぐ吹き抜けになっています。立ち見の入口は一般席とは違う場所なのでちらっと横を通るだけになってしまいますがクロークに荷物を預けたあとたっぷり時間があるので、思う存分見ることが出来ます。
一階の天井は、私が当初持っていたオペラ座のイメージに一番近いかなと思います。
ちなみに舞台の客席部分の天井はとてもシンプルなシャンデリアです。
Balkonで2回、Galerieで2回観た感想なのですが、私はBalkonの方が良いかなと思います。主な理由は、
- 舞台に近い
- オーケストラ(特に指揮者)がよく見える
の2つです。Galerieだと歌手やダンサーの顔や表情は中々見えません。それからオーケストラの大部分と、指揮者も見えないことが多いです。この2つが致命的な欠点です。
ただBalkonは中央寄りの良い席でないと舞台が見切れてしまいますが、Galerieの場合はほとんどの席から(2列目になってしまっても)舞台全体を見ることができるので、並ぶのが遅くなってしまった時などはGalerieの方が良いと思います。またオペラの場合、歌手は舞台の中央・前方で歌うことが多いですが、バレエだと舞台全体を使うので、奥に行ってしまうとBalkonからは角度によって動作が全然見えない時があります。こういったことを踏まえるとやはりParterreが一番良いのだろうと思います。
なんだか最近オペラ座のことばっかり書いている気がしますが、要するにオペラ座が好きなのです。オペラ座の建物も好きだし、大好きで素敵な建物の中でオペラやバレエを見ている時だけは心からウィーンに来て良かったなって思えます。明後日は『海賊』の世界初演なのでとっても楽しみです!早く行って良い席を確保出来るように頑張ります。