世界で最も美しい湖畔の街として有名なハルシュタットに日帰りで行ってまいりました。
ウィーンからだと電車で片道4時間、往復で8時間かかります。今回は1週間前にÖBBのサイトでSparschiene(値段が安い代わりに時間変更・キャンセル不可の切符)を購入したので往復€38で行くことが出来ました。
おなじみWien Hbfから6:55 Salzburg行の電車に乗ります。初めての1人旅(遠足?)なのでどきどき。
2時間後、Attnang-Puchheimで乗り換え。ここから更に2時間弱電車に乗ります。
朝早かったので乗り換えた後、気付いたら1時間くらい寝てました…ふと目を覚ますと景色が一変、雪の残る岩山が!眠気が吹っ飛びました。確かこの景色はBad Ischl辺りだったと思います。
そしてその約20分後、Hallstattに到着しました。なんと単線。鉄道の駅は街とは反対側の湖岸にあるので、渡し船で街まで行きます。
渡し船乗り場
だんだんと近づいてきます。
船着場からすでにこんな写真が撮れます…!
船から降りて右に歩いていくとよくガイドブックに載っている角度から街を眺めることができます。
その先も行ってみたのですが特に何もなかったので引き返します。
少し階段を上ったところにあるカトリック教会の墓地と、Beinhausを見ました。
とても小さな教会です。
途中にあった階段を上ってみる。
上は幹線道路が通っていて、駐車場もありました。その脇の滝。
どこを撮っても絵になる。
階段を下りると街の中心にある広場に出ました。
Heidelbeereのジェラートを食べる。とてもおいしい。
今度は反対側に行ってみます。
こっちはレストランやお店が多くて、活気があります。
白鳥がたくさんいましたが、人間には無関心。
ここがバスターミナルです。それではいよいよ塩坑に行きます。
ケーブルカーが木に隠れて見えなかったのでどこにあるかわからなくて少し迷って、乗り場に着いたのが13:45。ケーブルカーの往復運賃と見学ツアーで学生は€27です。
そしていざケーブルカーに乗る段階になってふと上を見ました。
( ゚д゚)…?えっ、なんか傾斜おかしくない…?ケーブルカーってこんな急だったっけ…?
…((((;゚Д゚))))
…((((;゚;Д;゚;))))
お金払っちゃったし、降りるわけには行かないし、冷や汗だらだらで手すりを握りしめて目の前の壁だけを見つめて何とかやりすごしました…怖かった…(高所恐怖症)
でも上からの眺めは最高に綺麗だった!
2枚目の湖畔の街はObertraunという街で、Hallstattからバスで行って、そこからロープウェイでKrippensteinという山に登ることが出来ます。Five Fingersという展望台(ロケみつで出てた)や大氷穴などの見学ツアーもあるようです。本当はそっちも行きたかったけど、時間がなくて行けませんでした。後日友達から聞いたのですが、ハルシュタットは街が小さすぎるしホテルも高いところが多いので、泊まるならオーバートラウンの方が良いそうです。
塩坑の見学ツアーは奥の建物から始まります。中は寒いので作業着を借りて洋服の上から着てから行きます。
ここが入口。線路内を歩いて中に入りますが、壁の配線などには絶対触らないようにと説明を受けました。
中は結構暗くて足元も見えないので歩きやすい靴で行った方が良いです。
そして!すべり台が2ヶ所あります。これは最初のすべり台ですが2つ目の方は長さが64m(確か)で、カメラ撮影もあって楽しいです。
塩の塊のランプ
地中湖。水の塩分濃度は33%らしい。
これは去年新しく出来たばかりの展示ゾーンで、3000年前のものだそうです。3000年も岩塩を掘り続けてるってすごい。
最後は出口までトロッコで行きます。
作業着を返して、記念品の塩を貰って終わり。暗い中結構歩いてすごい疲れた。
バスターミナルまで戻って、時間もまだあるのでもう少し先に進んでみることに。
1番奥は芝生の広場になっていて、みんな日光浴をしたり、読書をしたりしていました。
夕方になると、街はもう山の陰。多分17:40くらい。
船着き場に戻ったのが18:00頃で、もうお店はほとんど閉まっていました。
18:15発の最後の渡し船で駅に向かいます。
街が遠ざかって、駅側の船着き場が見えてきます。
船を下りて、18:32 Hallstatt発の電車に乗り、22:05 Wien Hbf着。電車の遅れもなく、天気にも恵まれてとても楽しい旅でした!
9月にもう一度行きました: