Tagebuch einer Katze

とある猫の日記

在留許可の申請 提出書類の準備

今日外務省にアポスティーユの申請をしていた書類を取りに行ってきました。あとは保険会社から保険の加入証明書を受け取れば日本で揃えられる書類は全て揃います。
 

オーストリアの在留許可申請は原則として現地で行いますが、必要書類は出来るだけ日本で揃えて行くのが良いです。しかしそれでも種類が多く煩雑で、途中からうんざりしてきてしまいます…(県警や外務省に行けたり、指紋採取したのは少し楽しかった)


必要書類については在日本オーストリア大使館に直接(HPの情報だけでは間違っていることもあり、不十分です)問い合わせて確認して欲しいのですが、今回戸籍抄本(アポスティーユ+翻訳+在日墺大使館認証済)の代わりに現地の日本大使館で貰える出生証明書を提出すれば良いという裏技情報を見かけたので、費用と時間(と手間)の節約のため試してみようと思います。
あとは奨学金の証明書を経済証明として出すつもりですが、保険として銀行の残高証明も発行して貰うか悩み中です。クレジットカードもVISA1枚しか持っていないけど、今から手続きしても多分ぎりぎり間に合わないし、どうしようかなと途方に暮れています。まあきっとなるようになるでしょう…
 
在日墺大使館の開館時間が平日の9:00~12:00のみというのも結構な驚きでしたが、オーストリアでの申請もかなり手強く一筋縄では行かないようなので、気合を入れて頑張ります。
 
追記:申請しました↓

学生寮について

ウィーンにおいて、学生寮の運営は一大ビジネスとなっています。大学が所有する学生寮というのは存在せず、住む場所は学生自身で確保しなければなりません。自分で住む場所を選択できる一方、部屋探しや申し込みなどの手続きはすべて自分で行う必要があります。

大学から紹介された管理会社OeADは、規模が大きい反面家賃が高めで、同じ寮の同じ部屋でも他の会社より家賃が高いこともあると聞いたので敬遠していました。8月下旬、最初に申し込んだのはAkademikerhilfeという会社の寮で、まだ時期が早かったこともあって確実に入れるだろうという根拠のない自信がありました。

追記(2016.2.25) ネットで調べているとOeADの評判があまり良くないのですが、実際のところ管理人は親切だし、家賃の支払いが遅れてもある程度許容されるようなので、今のところマイナスの印象は無いです。家賃が高いのは事実ですが…

 

ところが申し込み完了のメールが来て以降返事がなく、気づくと10月に。周りに促されて問い合わせてみると "今空いている部屋がないので貴方は待機リストにいます。入居出来るようなら11月か12月に連絡しますがどうなるかはわかりません。" というメールが...この後、寮は2,3か所申し込んでおくのが普通だということを知りました…

11月中旬、次に申し込んだのがBaseという会社の寮です。申し込みをして一週間後に顔写真と入学許可証を送るよう連絡が来たので、これは決まったなと思いました。が、そちらも結局待機リストに...AkademikerhilfeとBaseだけは申し込み時に手数料として€30~50を支払いました。

そこからはもう本当に焦って申し込めるところは片っ端から、20件以上申し込みましたがほぼ全滅。恐らくWG(Wohngemeinschaft=2~4人のルームシェア)が嫌で、トイレ・シャワー付きの完全個室を希望していたせいもあるかもしれません。もうどうしようもなかったのでOeADで申し込みをしました。申し込みをするとすぐに、Kaution(保証金)€950を支払えとメールが来て、まだ部屋も決まってないのにこんな大金払わなきゃいけないのか...と思いつつも国際送金しました。そして数日後、家賃が当初の予定より少し高いのと防音室にピアノが無いこと(実はあった)以外はほぼ満足の行く部屋に決まりました。

もしこれから家探しをするという方がいたら、とにかく条件に合う部屋が見つかり次第早めに申し込んでしまうのが良いと思います。(申し込む際は部屋の形態など、自分の希望もはっきり伝えましょう!)上に書いたように例外はありますが申し込むだけなら無料だし、もし他にもっと良いところが見つかったらお断りすればいいのです。それと数日中に返事をしますとメールに書いてあっても、1週間以上音沙汰の無いことが普通にあります。そういう時は臆せずこちらか積極的に問い合わせましょう…!

向こうに行って引っ越しのチャンスがあったら是非チャレンジしてみようと思います。

 

こちらのページはウィーン市内の学生寮をほぼ網羅しているので是非参考にして下さい。