Tagebuch einer Katze

とある猫の日記

ウィーン 3日目

*3日目(2月5日)

3日目はまずMeldeamt(区役所の住民登録課)に行って住民登録をしてきました。住民登録はウィーンに到着後3日以内にしなければいけません。前日管理人さんに教えてもらいながら書いた紙(Meldezettel)とパスポートを持っていざ!

区役所に着くと発券機のボタン(課ごとに分かれてます)を押して、モニターに自分の番号と部屋が表示されるまで待ちます。10分ほどすると私の番になりました。住民登録はとても簡単で、職員の方に書類を提出して登録証明書を貰うだけ。5分ほどで終わりました。
 
次はU-Bahnに乗ってSchottentor駅へ、ウィーン大学のメインの建物の最寄り駅です。実は毎月5日が家賃の支払期限日で、それを過ぎるとペナルティ料金が課されます。しかし私は現地で銀行口座もまだ作っておらず結局国際送金もしなかったので、ポストに入っていた振込用紙を持って恐る恐るBank Austriaの窓口へ向かいました。受付の方に「これを支払いたいのですが…」と言うとあっさり支払えました。それまでの心配が嘘のよう… 
 
その後昼食に焼きそばを買ってヴォティーフ教会の近くのベンチで食べました。お箸の袋に日本語が…!
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こんな小さなことだけど、ちょっとだけ元気が出て次は日本のものを売ってる日本屋というお店へ。
日本屋の扉を開けると、店員さんが日本語で電話をしてて、お客さんにも日本人の女性がいて、とても不思議な気分になりました。食材以外にも日本のものがいっぱい売ってあって、でもやっぱり全部すごい高くて、ポカリスエットの500mlのペットボトルが€5もして、ああ…ここ日本じゃないんだ…って思いました。結局醤油だけ買って帰ろうと思ってレジへ行ったら店員のおじさんが日本語で接客してくれて、そうしたら涙がぶわあって出てきてそそくさと退散…
まだ3日目なのに何言ってんだって感じですが、例年は4人以上いるはずの派遣生が今年は何故か自分ひとりだし、一人暮らしも初めてで料理も洗濯も出来ないし、ドイツ語はおろか英語もろくに話せないのにこんなところに来ちゃって、相手が何言ってるのかもよくわかんなくて、早くも日本に帰りたくてつらい。帰れない。
 
一気に憂鬱になってしまい呆然となりましたが、パジャマを買わないといけないのでとりあえずマリアヒルファー通りへ。マリアヒルファー通りはたくさんお店が並んだ大きい通りで、U2のMuseumsquartier駅からウィーン西駅まで続いています。先輩に教えてもらったPeek&Cloppenburgに行きましたが結局見つからず、向かいのH&Mで買いました。マリアヒルファー通りはBUTLERSやinterioなどかわいいリーズナブルなお店も多くて、人もいっぱいいて活気があるし、歩いてたらちょっと元気になりました。憂鬱になったらマリアヒルファー通りを散歩するの、おすすめです。
帰りに今日こそはきちんとした料理をするぞ!と思っていろいろ食材を買ったのですが、部屋に包丁がありませんでした…まともな食事は明日にお預けです。
 
続く