Tagebuch einer Katze

とある猫の日記

ウィーン国立オペラ座 - Wiener Staatsoper

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ウィーンに来て初めての国立オペラ座(Staatsoper)の立ち見に行ってきました!

日本にいる時は"オペラ座三昧してやるぞ〜!"と思っていたのですが、いざ来ると気分が乗らないし2月中は語学学校の授業が9:00からだったので夜遅いと辛いしで、1ヶ月近く行かずにいました。本当は今日も行く直前まで迷っていたのですが、大好きなDiana Damrauさんの出ているManonが今日で最終日だったので気合いを入れて行ってきました。
 
国立オペラ座の立ち見席(Stehplatz)は三種類あります。(ランクの低い公演だともっと安くなる場合もあります)
・Parterre:€4、1階平土間の奥
・Balkon:€3、4階席の左右側面
・Galerie:€3、最上階(6階)の奥
 
いろいろブログなどを読んでいるとParterreがお勧めされていることが多いのですが、Parterre3回分の値段でBalkonかGalerieなら4回見れると思うと躊躇してしまいました。BalkonかGalerieか悩んだ結果出来る限り舞台の近くで見たいという結論に至り、今回はBalkonのチケットを買いました。立ち見席のチケット販売はOperngasse側にある専用の入口を入ったところの窓口で、開演時間の80分前に始まります。私は今日開演の2時間前くらいに行ったのですが、既に20人程並んでいました。
チケットを買ったら通路を先に進み、階段のところで係りの人にチケットを切ってもらいますが、1番手前(下手側)の階段がGalerie、中央がParterre、1番奥(上手側)がBalkonです。(間違えてたらあっちだよって教えてくれます。)チケットを切ってもらったら階段を上がって、客席に案内されるまで並んで待ちます。チケット売り場では私の前に20人以上いたのですが、Balkonの列に並んだ時は前から6番目でした。
Balkonの待機列は上手側の階段なのですが席は上手側と下手側両方にあるので、客席への案内が始まったら真っ先に下手側に行くと中央寄りの良い席が取れるかもしれません。私は結局下手側の最前列中央側から3席目を取れました。
 
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私の席から見た舞台
 
ほんの一部だけ見切れていますが、特に鑑賞の際に問題は無かったです。
席を確保したらマフラーやスカーフを巻いて印を付け、クロークに荷物を預けに行きます。
 
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こんな感じ 手すりについてるのが字幕の表示板
 
クロークで荷物を預けていくらですか?と聞いたら"Egal"(いくらでもいいよ)って言われてしまったのでとりあえず€1渡したのですが、いくら渡せばよかったのでしょうか…わからない…あとキャスト表(Besetzungszettel:€0.90)を€1で買うのが通だとどこかで見たのですが、どこで買えるかわかりませんでした…
追記(2016.3.19) クロークは無料でした。
 
Balkonは二列目までなら段差があるので上演までの時間や休憩、幕間など疲れたら座れますが、途中で帰ってしまう人も結構多かったです。Manonの上演時間は3時間ちょっとだったのですがこのくらいの時間が限界かなと思いました。また立ち見席でも字幕がきちんと見れるのはとてもありがたいです。Manonはフランス語の演目でしたが、ドイツ語か英語か選べました。
 
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オケもよく見えました
 
音響についてはあまり気にしたことがないのでよくわかりませんが、私はBalkonのStehplatzに全く不満は無いです。次回はGalerieで見てみようかなと思います。
 
それから服装について。何も考えずにジーンズにブラウスとセーター、ブーツという服装で行ってしまったのですが、帰ってきて他の方のブログを読んでいたら結構ジーンズは駄目って書いてあってショックを受けています。周りも似たような格好だったし特に浮いてる印象は無かったのですが駄目だったのでしょうか…オペラやクラシックコンサートは鑑賞以外の部分の方が難しいです。
追記(2016.3.19) 立ち見の服装はジーンズで全く問題ないです。ランクの低い席だと立ち見でなくてもジーンズ姿の観光客も多いです。
 
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