前回の続きです。
nyatsumican-wien.hatenablog.com
*2日目 晴れ
この日はザルツブルクへの移動の日でしたが、その前にオーバートラウンの背後に聳えるクリッペンシュタインに行きました。
この日は14時過ぎにはハルシュタットからザルツブルクに行くための電車に乗りたかったので早めに行動開始するつもりだったのですが、よくよく確認してみると今回泊まったオーバートラウンのホテルはチェックアウトが9:00以降じゃないとできません。ホテルから一番近いバス停まで徒歩8分、バスの時間が9:07、次のバスは1時間後…これは非常にまずい。
そして翌朝、9時前にチェックアウトをしにいったら前の人がやたらもたもたしていていらいら(°▽°)
もう駄目か!?と思いつつ急いでチェックアウト、早歩きでバス停に向かいます。
ところで今回なぜハルシュタットではなくオーバートラウンに泊まったかというと、前回ハルシュタットに行った時にその話を友達にしたら「泊まるんだったらハルシュタットよりオーバートラウンの方が町も大きいし、ホテル代も安いからオススメだよ〜!」と教えてもらったからなのですが、人にほとんど会いませんでした。多分端の方にしか行かなかったからでしょうか。中心部には結局行かなかったので、オーバートラウンは未だに謎の町という認識のままです。
バス停に着いて確認してみるとなんだか微妙に時刻表が違う…しかももう時間はもうとっくに過ぎている…
インフォメーションがあったのですが無人で、バス停には他に人もいないので誰かに聞くことも出来ず、諦めて歩いて行くかという話になりとぼとぼ歩き始めました。
ところが歩き出して数分、ユースホステル前のバス停でちょうどバスが来ました!一体何分遅れてるんだ!?驚きつつ運転手さんに聞くと正に乗ろうとしていたバス!遅れてくれてありがとうと感謝して無事バスに乗りました。
5分ほどでクリッペンシュタインに登るためのロープウェイ乗り場があるバス停 Obertraun Dachsteinseilbahnに到着!
公式サイト:
www.dachstein-salzkammergut.com
とりあえず上に登って景色だけ見たいと思いロープウェイだけのチケットはありますか?と聞いたところ、この一番左のパノラマチケットがそうですよ〜と教えて貰ったのでそちらを購入。第二区間までだけで良かったのですが、ここにあるチケットのバリエーションが全てでバラ売りはしていませんでした。
コインロッカーに荷物を入れ、いざ!
第一区間のロープウェイ
ところでこのロープウェイですが、区間ごとに1回途中でものすごい揺れます。友人と思わず叫んで周りの人に笑われました…これが世界標準なのか…
第一区間から第二区間への乗り継ぎ駅には大氷穴とマンモス洞窟、そしてお土産屋さんやレストランもありますが、とりあえず先に進んで第二区間のロープウェイに乗りました。そして終点に到着、建物の外に出るとそこは別世界でした。
こんな景色見たことない…言葉が見つからない
説明書きの通り、真ん中一番奥の尖った岩山がHoher Dachstein(2996m)でその右下がNieder Dachstein(2934m)、その目の前にあるのがHalstaetter Gletscher(ハルシュタット氷河)です。
時間があまりないので、とりあえずFive Fingersに向かいます。
本当に、どこを歩いていても素晴らしい景色です。
ハルシュタットの町やケーブルカーも良く見えました。
20~30分ほど下ってFive Fingersに到着。私は高所恐怖症なので手首あたりが限界でした。
オーバートラウンを見下ろす
時間的にあまり余裕がなかったので、Dachstein Haiというサメのオブジェは行きませんでした。ロープウェイ乗り場の近くまで戻ります。
この後お腹が空いたので、近くにあったロッジで軽く昼食を取ることに。
ロッジの裏にあった牛小屋
Apfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)を食べました。クリームの量がすごいですが、結構ぺろっと食べれます。とても大好きなデザートで大体どこで食べてもおいしいのですが、こんな景色の中で食べるのはもうたまらなくおいしいです。
食事をしていたら鳥が来た
名残惜しいですが良い頃合いだったのでロープウェイで麓まで戻り、ザルツブルクに向かいます。バスでハルシュタットに行き、船で鉄道駅まで渡りました。
前回は日帰りだったので時間がなかったのですが、今回クリッペンシュタインに行けて良かったです。ハルシュタットだけ見て帰るのはもったいないし、本当におすすめです。次はもう来られるかわからないけど、今回も天候に恵まれて良い滞在でした。さようならハルシュタット。ありがとうハルシュタット。
ところで駅で電車を待っている間、上からここが見えたんだからここからも見えるはずと思って探していたところ、Five Fingersを見つけました。
ちっちゃい…